SPICEの導入

debian上で運用しているQemu/kvmベースの仮想化サーバにSPICEプロトコル経由でのアクセスを試してみる。

SPICEは、仮想マシンから他マシンに画面/音声/HID入力の転送を行うもので、VNCよりも高速らしい。
現在は、仮想化環境上ではサーバのみを運用しているが、今回はデスクトップ用途に用いるVMも集約することにしたため、
仮想ディスプレイドライバの含まれるSPICEの方がいいかと思い、導入を試みる。

参考ページ:http://docs.cslabs.clarkson.edu/wiki/SPICE

サーバ上での作業

前述ページにのっていた依存パッケージ群をいれる。適当にいらなそうなのは省く。
squeezeなので、testingをapt-pinningしてlibpixman-1-devをいれる。(けどいらなかったきもする)

spice-protocol-headers / celt-0.5.1.3 を./configure && make && make install

spice 本体に関してはMakefile.amのsubdirsからclientをはずす。configure.acからxrandrのチェックをはずす。

autoreconf && ./configure && make && make install

qemuを--enable-spiceでビルド

クライアント上での作業

testingなのでそのまま依存パッケージ群をいれる。

clientもビルドするのでspice本体は変更なしでいれる。